従来わが国では、競馬場が競馬を開催する場所であると同時に、競走馬が常住し、日常の調教を行うところでもある、という二重の役割を担ってきました。
しかし、競馬場周辺の市街化が進み、また競馬場厩舎の収容能力の限界などもあり、これにかわる施設が必要となりました。
競走馬にとって好ましい自然環境と完備された施設のもとで調教を行い、より充実したレースを提供するために、昭和44年11月、関西地区トレーニング・センターが滋賀県栗東町(現在は栗東市)に、昭和53年4月に関東地区トレーニング・センターが茨城県美浦村に完成しました。
広大な敷地には十分な調教馬場や競走馬診療所などの設備が備えられています。
また、その後、両トレーニング・センターには坂路調教馬場やスイミングプールが、美浦トレーニング・センターにはニューポリトラック馬場が設置されるなど、改良が進められています。
トレーニング・センターには競走馬にかかわる多くの人々が居住しています。
調教師、調教助手、騎手、厩務員等が日々競走馬に接し、
より強い馬に育てるため個々の馬に合った調教を行い、競馬場でのレースへと臨むのです。
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